太陽光発電 住宅用太陽光発電 住宅用太陽光発電システム 住宅用太陽光発電とは、一般住宅の屋根に10kW未満の太陽電池モジュールを設置し、太陽光で電気を作りだすシステムです。 太陽光を受けた太陽電池モジュールによって発電された直流電力を、パワーコンディショナで電力会社と同じ交流電力へと変換し、家庭で使用する電気エネルギーとして消費します。 作った電気でご家庭で使用する電気の大部分がまかなうことができ、さらに発電電力が消費電力よりも上回った場合は、余った分を電力会社に買い取ってもらう(余剰買取)ことが可能ですし、蓄電池に溜めておくこともできます。 石油や石炭などの化石燃料を使用しないため、有害な廃棄物は出ず、地球環境にやさしくさらに家計にもうれしいシステムです。 住宅用の設備認定基準 余剰買取制度の適用期間中に、導入設備が性能維持できるような保証またはメンテナンスがあること 電気事業者から供給された電気量を計測する特定計量器が、計量法に基づき適正な計量が可能な構造であること 発電設備の内容が具体的に決まっていること(製品の製造事業者及び型式番号等の記載が必要) 太陽光発電の設置にかかった設備費用、土地代、系統への接続費用、メンテナンス費用等の内訳と設備の運転にかかる毎年の費用の内訳を記録し、毎年度報告すること [既存設備のみ適用]既存の発電設備の変更によって電気の供給量が増加する場合には、増量分の供給量を的確に計測できる構造であること パネルの発電効率が種類に応じて定められた基準をクリアしていること JIS基準またはJIS基準に準じたJETによる認証を受けたものであること 発電された電気を住宅内の電力として消費し、残った電気を電気事業者に供給する余剰配線構造となっていること [ダブル発電のみ適用]逆潮防止システムがあること 住宅用太陽光発電とHEMS HEMSとは、「Home Energy Management System」の略称。家庭で使用する様々な家電製品をネットワークで繋ぎ、エネルギーを「見える化」することで、家電や電気設備を最適に制御する重要な役割を果たします。また、リアルタイムで使っているエネルギー量を数値で把握でき、昨日や先週といった過去の数値と比較することもできます。 日本政府は、2030年までにすべての住まいにHEMSを設置することを目指しています。 出典:iエネ コンソーシアム