太陽光発電 産業用太陽光発電 産業用太陽光発電システム 産業用太陽光発電システムは10kW以上の太陽電池モジュールを使用します。 太陽光発電というと、一般住宅の屋根に設置するタイプを思い浮かべる方が多いと思いますが、よく周囲を見渡してみると学校の屋上や商業施設の屋上に大規模な太陽光発電が設置されているケースが最近は見られるようになってきました。 このような一般住宅以外(非住宅用)に設置する太陽光発電を「産業用」として区別しています。 産業用太陽光発電が設置されている施設としては下記のような施設があります。 ・マンション ・オフィスビル ・工場/倉庫 ・学校 ・病院/福祉施設 ・店舗/商業施設 ・遊休地 ・大規模地上設置(メガソーラー) 産業用太陽光発電システムの仕組み 住宅用太陽光発電システムと同様、太陽電池モジュールで発電し、接続箱やパワーコンディショナを用いて電力供給を行います。 また、余った電力を電力会社に買い取ってもらうだけでなく、発電した電力をすべて電力会社に買い取ってもらい、必要な分だけ電気を購入する全量買取制度も設けられています。 産業用設備認定基準 余剰買取制度の適用期間中に、導入設備が性能維持できるような保証またはメンテナンスがあること 電気事業者から供給された電気量を計測する特定計量器が、計量法に基づき適正な計量が可能な構造であること 発電設備の内容が具体的に決まっていること(製品の製造事業者及び型式番号等の記載が必要) 太陽光発電の設置にかかった設備費用、土地代、系統への接続費用、メンテナンス費用等の内訳と設備の運転にかかる毎年の費用の内訳を記録し、毎年度1回報告すること [既存設備のみ適用]既存の発電設備の変更によって電気の供給量が増加する場合には、増量分の供給量を的確に計測できる構造であること パネルの発電効率が種類に応じて定められた基準をクリアしていること 設置場所が住宅の場合は居住者の承諾を得ていること